咬み合わせの乱れは様々な悪影響をおよぼす可能性があります
咬み合わせの乱れは見た目だけでなく、毎日のご自宅でのブラッシングなどのケアを阻害して、虫歯や歯周病などの病気リスクを高めたり、全身のバランスに悪影響をおよぼし、肩こりや頭痛などの不定愁訴を引き越したりする場合があります。当院では最新の咬み合わせ検査機器「TスキャンⅢ」を使用して、上下の顎の理想的な位置や咬合接触部位などを検査した上で、正しい咬み合わせを実現するために各種治療を行います。
悪い咬み合わせの悪影響
虫歯リスクが高まる
悪い咬み合わせは、毎日のご自宅でのブラッシングなどのケアを阻害して、虫歯リスクを高める場合があります。
歯周病が進行しやすくなる
咬み合わせが悪いと一部の歯に過度な負担がかかり、歯周病が進行しやすくなります。
顎関節症
顎関節症の原因は様々で、正しい咬み合わせの方でも罹患することがありますが、咬み合わせが悪い方の方が症状が悪化しやすい傾向にあります。
顔の形がゆがみやすくなる
咬み合わせが悪いと、片側の歯だけでものを噛む癖がついてしまい、顔の形がゆがんでしまうことがあります。
不定愁訴の原因となる
噛む筋肉である側頭筋は頭部の横に繋がっており、広頸筋は首や肩に繋がっているので、咬み合わせが悪いと頭痛や肩こりなどの不定愁訴を引き起こすことがあります。
悪い咬み合わせの治療
咬合調整
悪い咬み合わせの原因となっている歯をごくわずかだけ削って、咬み合わせを調整します。
矯正治療
患者様の骨格や体のバランス、歯の大きさ・形などを診断した上で、矯正治療で咬み合わせを根本的に治します。
理学療法
マッサージ、温熱療法、低周波マッサージなどを組み合わせて、顎の筋肉の過緊張をほぐすなどして咬み合わせを調整していきます。
スプリント療法
「スプリント」と呼ばれるマウスピースを就寝中に装着することで、歯ぎしりや食いしばりから歯を守ります。
マニピュレーション法
患者様の口腔内に手を入れて、顎関節にある関節円板を動かし、顎を正しい位置に戻します。